引っ越しシーズン到来!一番の不安はなんですか?
それは環境や利便性ではなく”ご近所さん”だった
株式会社トナリスクが、新生活シーズンにあわせて引っ越したことがある21~92歳の男女708名を対象に「引っ越しの不安」について調査しました。トナリスク社は隣人・近隣トラブルの予防・対策の専門会社。隣人調査・トラブル仲裁事業をされている会社。こういう会社も登場するほど現代の暮らしは難しくなってるんですね。
引っ越したことがある人に引っ越し前の不安の有無について尋ねると、90.1%が引っ越し前に「不安があった」と答え、9割以上と多くの人が引っ越しに関する不安を持つことが明らかに。不安の内容をランキング形式でご案内します。
<引っ越し前の不安対策エピソード>
引っ越し前の不安に関して、「治安は事前に確認する、近所は仕方ない」(20代女性)と、特に対策はしない人もいました。
引っ越し前にできることとして、不動産屋にご近所の情報を尋ねたり、引っ越し前に時間を変えて現地を確認したというコメントも。ご近所関係については、引っ越し後に挨拶をすることで受け入れてもらえたという声もあるようです。
- 不動産屋さんに聞いたり、何度か周囲を歩いて様子を見た。(50代女性)
- 不動産屋にクレームなどが無いか聞いたり、安すぎない家賃のところを選んだ。(40代女性)
- 現地を確認したこととネットで検索した。(50代男性)
- 朝昼晩と現地を見に行った。(50代男性)
- 引越し前に挨拶回りをしておきました。(70代男性)
- こちらから挨拶をすることによって少しずつ受け入れてもらえたように思う。(60代女性)
<「隣人やご近所さんがどんな人か」が不安だった人のエピソード>
- 隣の方のタバコの煙がこちらに流れてきて最悪です。逆隣りの方はとてもいい方でしたが、引っ越されてしまい、代わりに無愛想な人が引っ越してきた。(50代女性)
- 集合住宅であれば、共有部分がキレイにされているかとか、駐輪場を見るなどして入居者の質を測ることしかできませんでした。(30代女性)
- 子供が小さいときは子供を通して不安は無くなったが、子供が成人しその後住んだ地域は、こちらが挨拶しようとしても目を合わせようとしないのでしんどかった。今は割り切っています。(30代女性)
- 隣の人などが変な人じゃないか心配でしたが、心配の解消はできませんでした。住んでみて心配が和らいだ感じです。こればっかりは運です。(50代男性)
- ご近所の方々とうまくやっていけるかが不安でした。最初の挨拶を丁寧に行いました。地域のルールを教えていただき、守るようにしました。(40代女性)
トナリスク社の松尾代表は、「引っ越し先の 物件や周辺環境がどんなによくても、隣人が変な人だと台無しです。今回の調査では、隣人に関しては “運” として割り切っていたり、住んでみるまでわからないものと諦めているコメントも散見されましたが、家の購入を決める前に、ぜひ隣人・隣近所にはご挨拶して、一緒に暮らしていけそうかを確認してみてください。自分で確認することが難しい場合には、ぜひ隣人調査もご相談ください」とアドバイス。
私もよく引っ越しを経験しましたが、ワクワク先行でご近所の良しあしは考えていませんでした。でも終の棲家として定住することになるとご近所環境は大切ですね。許容できる迷惑レベルは人によって違います。こちらは迷惑かけていないと思っていても相手にとってはそうでないかも知れません。郷に入れば郷に従えで、上のエピソードのようにご近所関係が円滑に進むような努力も必要の様です。
災害などではご近所助け合わなければなりません、これから引っ越すみなさんが良いご近所さんに恵まれますように。
引用:株式会社トナリスク(外部リンク)
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