メニュー

思い出脳活ノート / トレホについて

思い出をふり返って記録する脳活です

トレホでは「あなたのベスト10ノート」「思い出ノート」という2種類の思い出脳活ノートをご提案しています。
思い出脳活”とはトレホでつくった造語ですが、文字通り自分自身の思い出をふり返って記録する脳活です。

これまでの人生で経験したこと出会ったこと、そして学んだこと。日常の生活や仕事で何度も使う記憶には思い出しているという感覚はないですよね。ではそうではない記憶はどうでしょうか?

でも必要じゃないんだからわざわざ思い出す必要なんてあるの?と思いますよね。

脳内はネットワークでつながっている

人はニューロンと呼ばれる脳神経細胞を最大数持って生まれてきます。この神経細胞がシナプスと呼ばれる接合部を通じてネットワーク化されてはじめて機能します。生まれた赤ちゃんの首がしっかり座るようになるまで4か月ほどかかりますが、これは首を支える筋肉づくりに4か月かかったからではなく、首を支えなさいという指令を出すネットワークが完成したから座るのです。生後8か月までにシナプスは盛んに形成されネットワークが拡大、その後使われていないシナプスから除去されていき10歳頃までに半減、その後50年近くは一定数が保たれます。

この間、学んだ知識、経験、出会い、といった生きるために必要な記憶をこの神経細胞ネットワークを通じて脳内に蓄積、必要に応じて取り出して(思い出して)使っている訳です。


成熟期の神経細胞数は千数百億個にのぼり、その後日に10万から20万のニューロンが死滅していきます。え!1日でそんなに減るの?という印象を受けますが千億個という分母の上では一生かけて減っても数%の割合でしかありません。
しかしこれはあくまでも加齢が原因で自然に減少する話であり、病的に進行すればこの比ではありません。この病的な原因がアルツハイマー病に代表される原因病であり、その結果あらわれるのが認知症です。

使わなければ低下するのは筋力と同じ

せっかく記憶した経験、知識も頻繁に使わなければどうなるでしょうか?普通に考えても思い出しにくくなります。あれだけ学校で勉強した知識も、何年も使わずにいて急にテストすると言われたら?良い点数が取れる人は少ないと思います。

筋肉を例にすると分かりやすいですね。毎日毎日ジムで筋力トレーニングをしてパッタリやめてしまう。久しぶりに同じ重りをつけても持ち上げられるどころか息も続きません。

記憶も同じように、何回も何回も思い出されるとネットワークが強化され、強固に記憶されて素早く思い出すことができます。勉強でも同じように繰り返し憶えます。仕事で毎日顔を合わせる同僚の名前は出てきても、数か月に1度会うか会わないかの訪問者だと名前がすぐ出てこないのも似た理屈です。

記憶も筋力も日々使い続けていれば、脳や体が「生きるために必要だ」と判断して強化してくれます。逆に使っていなければ不要と判断します。これは生きるための取捨選択ではないかといわれています。
「余計なものを維持するためにわざわざ大切なエネルギー使う必要はない」ということらしいです。

閉じたままにした記憶の引出しを開ける

ここで冒頭の疑問、わざわざ思い出す必要なんてあるの?に戻ります。
新しい記憶はまず海馬で保存され、長期記憶になると大脳皮質に送られて保存されるそうです。大脳皮質のどこに保存されてるいかはまだ解明はされていません。とにかく比較的新しい記憶は海馬に、以前の記憶は大脳にということは、若い頃の記憶はどうやら大脳にある可能性が高いようですね。

今の暮らしや仕事に必要な記憶だけを使っていたら、使われる脳の範囲はとても狭いと思いませんか?ちなみに大脳のしわを広げてのばすと新聞1ページ分だそうです。そこには千億個近い脳神経細胞がひしめいています。広大な宇宙の銀河系にも似たネットワークがその小さな範囲にあるとイメージしてみてください。

普段使っていない場所は「必要ないところ」として脳神経細胞のネットワークが弱っていきます。これを放置せず、たまに手入れすることで脳全体を活性化させるのが思い出脳活の目的です。
思い出はどこに保存されているのか分かっていません。だから探し回ることで活性化させるのです。

脳を活性化する2種類のノート

心理療法でも用いられる回想法(※下記参照)を参考に考えられた2つのノート。

『あなたのベスト10ノート』は思い出をベスト10形式で回想します。

ベスト10ノートの立ち読みはこちら
ベスト10ノートを書いてみよう」こちらから


『思い出ノート』は100の質問に答えるだけで自分史が完成します。

どちらのノートもキーワードは”思い出です。

思い出を探す詳細に思い出す浮かんだ情景を言葉にするノートに手書きする、の4ステップで脳を活性化。
あなたを支えてきた思い出の数々をふり返れば、あなた自身の良さを再発見できて意欲もわいてきます。

記憶をたどる→保存されている記憶を海馬や大脳に探しにいきます。脳神経細胞間をシナプスを通じてあちこち探しまわる感じです。思い出は映像として残っているので視覚野も働きます。 

詳しく思い出す→見つけた対象記憶をさらに鮮明にするために必要な記憶を探し回ります(記憶は一カ所にまとめて保存されている訳ではないそうです。関連する記憶の断片を求めてさらに探し回ります。)

浮かんだ情景を言葉にする→一つの思い出として材料が揃えばはっきりした映像や動画になりますね。これをノートに書くためには言葉にしなければいけません。言語野が働いて文章にします。

手書きにする→これは編集部発の「思い出ノートのポイントは仕上げの手書きにあり」でも詳しく書きました。運動野、感覚野を使って文字を書きます。良く考えると指というのは複雑な動きをしていますよね。

家族や親しい友人、仲間と思い出の共有を

楽しかった記憶は周囲に誰かがいませんでしたか?それは家族だったり、友人だったり。
親しい間柄であればこそ思い出も共有、共感できます。誰かに伝えるために会話をすることは脳の活性化にもつながります。
さらに公式サイト「あなたのベスト10ノートweb」なら自分のベスト10も披露できて、他の方のベスト10も知ることができます。

興味はあるんだけど書くのは苦手だわ。。

せっかく”思い出脳活”に興味を示してくれても、ご本人の手先が不自由だったり、文章にするのが苦手だったりすると最後の手書きで躊躇(ちゅうちょ)してしまいますね。

そんな場合は、ご家族や周囲、あなたが「思い出記者」をしてみませんか?
ノートの質問にそってご両親や祖父母の思い出話をインタビュー。代わりにノートに書き込んであげましょう。
これは大切な親子、祖父母と孫の会話にもなり、大切な人の知らなかった思い出も聞くことができるかもしれません。

本来は手書きするのがいいんですが、会話はそれ以上に脳への刺激になりますからとても効果的です。

思い出脳活ノートは書き終えたあとも。。

ノートの役割は脳活だけで終わりません
自分について書き残すことは写真の笑顔だけでは分からないあなたを残すことができます。

また、将来介護が必要になった時、良質な介護(パーソン・センタード・ケア)へつなげるためにも、“あなたを知る手がかり”になるノートを書いておくのが重要になります。
ノートがあれば、あなたが今どんな場所にいるかの?の手がかりになるからです。

そして書き残されたノートいつの日かあなたを大切に想う誰かの宝物になります。

回想法とは?

1960年代にアメリカの精神科医ロバート・バトラー博士によって提唱された心理療法です。

昔話を何度も繰り返す高齢者は多いですね。バトラー博士はこれを「高齢者がいずれ来る寿命と向き合うために、昔を思い出しながらその準備(自身の人生に対する納得、未解決問題の和解を通して自我の統合=良い人生だったと思うこと)をするためのものだ」と結論付けました。

これをセラピーに仕立て積極的に昔話を耳を傾けたところ、患者の精神が安定し自然治癒力も高まったため心理療法として確立したものが回想法(ライフレビュー)です。

当初は高齢者の神経性不安症などに用いられたそうですが、やがて認知症の心理療法への応用がされて広まりました。シンプルなこの理論は世界中に広まり、多くの研究者が認知症の療法として活用をはじめました。近年では認知症の予防法として注目を集めています。

認知症になったらすべての記憶を失うわけではありません
僅かでも残っている記憶にアプローチが出来て、認知症の方の気持ちに寄り添うことができる。
これはその人に合った介護につながる可能性があります。

患者の方の状態を理解して平穏に導くことが認知症治療に最も相応しいと考え、トレホは回想法を参考にしています。

あなたのベスト10ノート

好きなもの、夢中になったもの、印象深いものだけを書いていくだけ。書き終わってみたらこれも立派な自分史になっています。カジュアルな質問内容は誰とでも気軽に共有できて家族で比べることもできます。

お孫さん、子どもさん、お祖母さん、お祖父さんみんなで始めてみませんか。(10代~60代向け)

ベスト10ノートは図書としての販売以外にも特別版を作ることが可能です。

A5判のコンパクトサイズ、本文60頁カラー
定価1,000円+税(10月1日新発売、発送は10/5開始)
図書コード=ISBN978-4-9912730-0-1

デイケアのレクリエーションや企業様の販促物としても特別編集できますのでお気軽にご相談ください。

思い出ノート

思い出ノート

100の質問に答えるだけで自分史が完成。ニュース年表など思い出すための工夫が随所にあって、記憶へのアプローチが容易です。これで自分史として充分ですが、本格的に制作するための整理用にも最適です。

2018年の発売以来10万部を発行、個人をはじめ自治体や高齢者団体でも利用されている自分史ノートのベストセラー。

自分で書いてみたい方、ご両親へプレゼントしてみたい方、長寿のお祝いにも。(70代以上向け)

A4判サイズで文字が書きやすいノートサイズ、全64頁
定価500円(税込み)

敬老の日の記念品として、また団体様での大部数利用については別途ご相談ください。

※さらに詳しいご紹介をBASEショップ内でしておりますのでご覧ください。

思い出脳活教室

思い出脳活教室のスピーチの様子
写真=トレホの健康音楽会での教室の模様

認知症についての説明とトレホがおすすめする2つのノートを教材にした思い出脳活教室です。

教室の前半は認知症についてのお話、後半はノートを教材とした思い出脳活です。

私たちはその症状から認知症の一面だけを見てしまいがちです。トレホが考える認知症予防の第一歩は「正しく知ること」から。

現在も根本的な治療法が見つかっていない認知症ですが、正しく知ることで早期に発見できれば回復あるいは進行を遅らせることが可能です。

そのために知っておいていただきたいお話を分かりやすくお伝えします。

後半はノートを教材に楽しい思い出脳脳活で、しばしあの頃の自分に戻りましょう。

所要時間は60分~90分で調整可能です。
開催をご希望の方、興味のある方はお気軽にトレホまでご相談ください。

心と頭のフィットネス 健康音楽会

心と頭のフィットネス トレホの健康音楽会
大阪府茨木市での開催報告はこちらからご覧になれます

音楽が健康に良いことは疑う余地がありません。
健康音楽会は聴くだけでなく、音楽に合わせて手拍子や軽い運動をおこないます。

感染症の懸念がある現在は一緒に歌うことをしていませんが、工夫をしながら心も体もリフレッシュしていただきます。

音楽会冒頭でフレイル(虚弱)や認知症予防について短いお話しをした上でコンサートの開演です。所要時間は90分。

タイトルや内容もご希望にそってアレンジしますので、自治体様、企業様、団体様で興味のある方はお気軽にご相談ください。

社名の由来

補助輪

トレホって何? 聞いたことない単語ですよね。

子どもの頃、自転車に乗る練習で頼りになったのは“補助輪”でした。

英語ではトレーニング ホイール(Training wheels)、これを略したのがトレホです。
※そのためドメインも trawh.jp になっています。

主役は皆さん。
その傍らでお手伝いをするイメージで名付けました。

思い出脳活トレホ

会社概要

会社名株式会社トレホ
代表取締役加藤 樹(公益財団法人 認知症予防財団 講師、一般社団法人 日本認知症予防学会 会員)
代表者プロフィール毎日新聞社在職中に「思い出ノート」事業に出会い部署を越えて参加。
(公財)認知症予防財団にて講師資格を得て、2020年春30年勤務した同社を退職。
同年株式会社トレホを創業、2022年10月「あなたのベスト10ノート」発売。
本 社〒562-0036 大阪府箕面市船場西3-7-48
設 立2020年11月2日
資本金400万円
主要取引先毎日新聞社
事業内容・毎日新聞社「思い出ノート.jp」事業協力(思い出ノートを使ったワークショップ開催)
・脳活ワークブック『あなたのベスト10ノート』出版販売、『思い出ノート』販売
・認知症を知る講座+ノートを教材とした思い出脳活教室の開催
・聴衆参加型コンサート「健康音楽会」の開催
・ベスト10ノート公式Webサイトの運営
・その他脳活、認知症予防関連事業の展開

お問い合わせ

各事業やあなたのベスト10ノート、思い出ノートに関するお問い合わせは、下記のお問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。

(平日10時~17時)