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”くるま遍歴”は出会いの前に別れあり

愛車との別れを決意する出来事はなんでした?

手間いらず株式会社運営の「比較.com_車買取」が、車の買い替えにお悩みの方に、車を売るのに適したタイミングと車の売却に利用した会社のアンケート結果についてご紹介。今回は実際に車を売却した経験がある500人にアンケートを取った結果をお伝えします。

家族構成が変われば愛車も変わる

1位
子供が増えたり大きくなったりで家族構成が変わったから

ダントツの一位は家族構成が変わったタイミングです。
しかし一概に家族構成が変わると言っても、子供が増えたという理由だけではありません。例えば以下のようなことが挙げられます。

・結婚して(同棲して)パートナーが増えた
・子供ができた
・子供の人数が増えた
・子供が独立した
・ペットを飼い始めた
・同居する家族が増えた
・親の介護がはじまり専用の車が必要になった・・・etc

家族の数だけ車を換える理由が違います。
数十年前までは子供の数が増えファミリータイプの車に買い換えるケースが目立ちましたが、昨今は大きい車を卒業して、なるべくコンパクトで燃費がよくコストパフォーマンス重視の車に買い換えるシニア世代の人口が増えています。

2位
転勤等による引っ越しが必要になったから

転勤は車の売却をする大きなきっかけになるタイミングです。特に田舎から都会に引っ越す際に売却を検討する人が多いのですが、それには以下のような具体的な回答が見受けられますので、いくつか紹介していきます。

「前職が田舎で車必須だったんですが転職し現職では都会で必要がなくなった」
「都心の公共交通機関が豊富で、自家用車が無くても、まったく支障が無かったので売却しました」

都市部に転勤するほど、車よりも公共交通を利用した方が時間もお金も節約することができます。
また都会ほど自家用車必須の会社が少なかったり、子供の送り迎えが不必要になることも多いので、必然的に車の保有自体を見直す人が多いようです。

「東北から関東への転勤に伴い、車が不要になったため」
「北海道から東京への転勤により車が必要なくなった」

以上のように具体的な地名を挙げて回答する人もいました。
この回答の注目ポイントは交通網の有無の他に、雪国と都心とで車に求めるスペックの違いにあります。
雪国では馬力が重要ですが、都会にいくほど小回りがきくコンパクトカーの方が重宝します。
そのため地方から都心に転勤する人の中には大きな車を売却した後に、転勤先でより利便性とコスパの良い車を購入する人も多いです。

3位
乗らなくなったから

ここ数年で車の売却理由上位に上がってきている理由です。
悲しい事故が後を絶たない昨今では、早めに免許を返納する高齢者が増えているからです。免許を返納することでタクシーチケットが贈呈される自治体もあり、このような取り組みが高齢者の免許返納の後押しになり、さらには車の売却数増加に結びついています。

一方乗らなくなったからという理由で車を売却する人は高齢者だけではありません。昨今増えているミニマリスト志向が引き金となり、車は所有する時代から必要な時だけレンタル(シェア)する価値観に変わってきています。車にかかる維持費と車がない場合にかかる費用を天秤にかけ、「しばらくは必要ない」と判断した若い世代の売却が増えています。

4位
車検切れの状態や車検前に売りたかったため

そろそろ新しい車をと思っている時に、車検をひとつの区切りにしている人が多いです。ご存知の通り車検にはお金がかかり、その費用は車の経過年数や整備箇所の多さに比例します。そのため車検が切れるぎりぎりのタイミングで車を売却し、新しい車に買い換える人が多いです。またこの4位の中には、乗らないままで放置していた親の世代の車を整理する人も含まれています。

5位
新しい車との乗り換えの為

この5位は、単純に新しい車を購入する際に不必要になった車を手放す人が対象です。車の売却費用を新しい車の購入費用の一部に充てることが目的で、多くの人が少しでも高く車を買い取ってくれるところを探して下取りに出します。

また車が趣味の人は新しい型が出るたびに新車に買い換える人も多いです。短いスパンで買い換えるため、当然下取り額も高くなります。はたから見れば羽振りが良いように見えますが、実際には下取り→新車購入を繰り返しているため、リーズナブルな価格で最新の車に乗り換えることができる有意義な方法です。

6位
税金や維持費、メンテナンス費用がかさんだため

車の税金は車種によって大きな違いがあります。国で定められた自動車税は排気量によって決められていて、排気量が多くなるほど自動車税は高くなり、軽自動車が1番税金にかかる費用が少なく済みます。

またこだわりのある車ほどメンテナンス費用がかかるものです。特に国内にディーラーが少ない輸入車は、部品1つ取り寄せるのに大きなコストがかかります。趣味で保有しているぶんには惜しむことないお金ですが、

・車に懸ける熱量が減った
・現在の生活環境ではスペックを持て余している
・生活費に負担がかかっている

などの理由がある場合には、必要十分な選択をするのに良い機会になるでしょう。

7位
車の年数が経ち古くなったため

一般的に新車の平均寿命は10年と言われていますが、実際には定期的なメンテナンスをしっかり行なっていれば20年以上同じ車を乗り続けることも可能です。とはいえ年数が経過するほどメンテナンスにかかる費用は増えていきます。結果として同じ車に20年乗り続けるよりも、新しい車に乗り換えた方がトータルでかかる費用が安くなる場合もあります。

また、車の経年劣化が引き金となり、不慮の事故が起きるリスクも視野に入れなくてはいけません。なお車の平均寿命が10年と言われている理由には、新車から10年経過した車の査定額がほぼ0円になってしまう中古車の相場が大きく影響しています。

8位
走行距離がかさんだため

8位にランクインしていますが、本来は車そのものの年数よりも大切なのが走行距離です。なぜなら車の性能は走行距離に比例して衰えていき、 車を売却する際にも車の年式よりも重要視されている部分だからです。新車で1万キロ以上走行している車より、年数が経っていても走行距離が少ない車の方が売り手市場でも買い手市場でも重宝されます。

またエンジンの寿命がくるのが10万キロ以上走行したタイミングと言われています。10万キロ超えた時点で急に走れなくなるわけではありませんが、エンジン内部のタイミングベルトの故障確率がぐんと上がる目安なので、日頃から車に乗る機会が多いドライバーほど走行距離を基準に売却を検討する人が多いです。

9位
故障したため

残念ながら事故による故障も含まれたアンケート結果です。廃車寸前まで追いやられた車もあれば、修理修繕をすれば乗れる車も含まれます。しかし修理にかかる費用が莫大な場合、売却をして心機一転新しい車を購入する方が気持ちの切り替えになるという理由で売却する人が多いです。

また最近増えているのは、免許を返納し車検が切れた状態のままメンテナンスもせず朽ちてしまっている親の車を売却する人です。エンジンはかからず当然公道を走ることはできませんが、親世代にとっては思い入れがあり、なかなか売却までの腰が重い人が多いようです。このようにもう走らなくなったまま放置してある実家の車を、親に代わって売却する人が増えています。

10位
結婚して車が2台になったが1台で十分だったため

結婚を機に車の保有台数を見直す人が多いです。交通網が発達していない地域であれば、それぞれの車を保有することで生活の質が上がる場合があります。一方で通勤で車が必要ない人であれば、車を2台保有する必要性がぐんと減ります。マンション住まいであれば駐車場料金も1台分で済むため、経済的にもかなり軽減されるでしょう。

また結婚するタイミングと引越しするタイミングは重なる場合が多いので、2位にランクインした理由と重複して車の保有台数について見直す良いきっかけになります。

以上の売却理由TOP10以外にも、少数派ではありますが以下のようなリアルな回答もありました。ランク外だった中からいくつかピックアップして紹介します。

「他に欲しい車があったため売却して乗り換え」「次の車の頭金にするため」

この2つの事例には共通の目的があります。いずれも少しでも高値で売却することが目的で、新しい車の資金作りとして考えています。

「事故による破損」
「故障の箇所と修理費用を考えた末の売却」

この2例はやむを得ない売却といえます。車は消耗品のため、長く乗れば乗るほど車検ごとにかかる費用は高くなっていきます。そのため修理費用と新しい車を購入する際の費用を天秤にかけて、少しでも持ち出し費用が少ない方を選ぶ人が多いです。

「お金が必要になったため」

人生には予期せぬ出来事が起こります。車にかかる費用を急遽他のことのために捻出しなくてはいけない場面も出てくるでしょう。このようなケースでも売却する会社を慎重に選べば、過剰な金額が請求されずに、かえってプラスになって引き取ってくれる所もあるので、情報収集が大切ですね。

私もこれまで乗換えの度に車を売却しましたが、タイミングが悪くて損することが多かったような気がしています。近年は旧車がブームで結構な値段で取引されているとか、そうと分かっていれば。。

出典:比較.com_車買取(外部リンク)

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