生涯に親と子が一緒に過ごす時間は?
「チコちゃんに叱られる」を視ていて、最も考えさせられた質問
きっとこの内容はいつか必要になるなと思いご紹介させていただきます。
質問:生涯に親子が一緒に過ごす時間は?
答=母親とは7年6か月、父親はその半分の3年4か月。
この質問、2017年8月放送分で一度出題されて、5年経った今年7月の放送で改めて岡村さんが問われていました。
もちろん岡村さんは覚えてなくていつものチコちゃんの決めゼリフ。
各段階ごとに親と過ごす総時間の消化率でみると、
幼稚園入園時=18%消化 ここから友達ができて交流範囲も広がりますね。
幼稚園卒園時=32%消化 この時点で3割を使い切ります。
小学校卒業時=55%消化 子どもと過ごせる時間を半分使いました。
高校卒業時=73%消化 遂に残り時間が3割を切りますが、自立・自活に向けた歩みもここからスタートです。
で、このあと親子が離れて暮らすことになると親の平均余命年数を日数にかえたものが残り時間になるというわけです。
平均余命が9年なら、一緒に過ごす残り時間は9日という具合です。(平均余命に関する記事はこちら)
そんな短いとは思いませんでしたが、それまでに親子は濃密な時間を過ごすんですね。
とってもいい質問なのでここに記録しておきます。
番組での解説は関西大学教授の保田時男さんでした。
こちらも読みごたえあり セイコー時間白書
時計でおなじみSEIKOさんの時間白書です。
年度で変わりますが2019年版では大切な人との時間について特集されています。
両親のみならず、友人と過ごす時間についても言及されています。これも大切な時間ですね。
巻末にある千葉大学で”時間学”を提唱する一川(いちかわ)先生のインタビューも必読です。
2019年版時間白書はこちら※外部リンク URL変更の場合はhttps://www.seiko.co.jp/から検索してください。
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