80%以上が感じている「老後の不安」その内容は?
前年調査に比べると「お金より健康」
トレホ編集部
- 病気やケガ(80.4%)
- 経済的な負担(66.6%)
- 介護に関する不安(51.3%)
- 災害時に逃げ遅れ(37.9%)
- いざという時に頼れる人がいない(34.6%)
- 自宅の階段や風呂での転倒(34.1%)
- 犯罪に巻き込まれる(23.9%)
- 交通事故に巻き込まれる(23.2%)
- 交通事故を起こす(21.7%)
- 火災時に逃げ遅れ(19.6%)
- 人間関係・近隣トラブル(18.6%)
- その他(0.2%)
体の自由がきかなくなる「病気・ケガ」に対する不安が1位となりました。経済的な不安についても現役時のような定期収入がないと不測の出費に困ります。3位の介護不安は1,2位とも密接に関わってきますね。
4位以降の不安については身体能力や認知機能の低下により起こり得る要素になっています。高齢者のご夫婦だけで住んでいる、もしくは一人暮らしでは何かあった時にすぐ気がついてもらえません。
その不安が5位の意さと言う時頼れる人がいないに表れています。特に6位の自宅での転倒は、高齢者の死亡原因7位の「不慮の事故」のことでもあり、冬のお風呂でのヒートショックも含めて自宅は高齢者にとって実は危険な場所でもあるんです。
そして老後の具体的な備えとしては
1位:健康診断・人間ドッグ、2位:食べ物、3位:貯蓄、4位:運動、5位:脳トレ、6位:老後について家族と話す
が上位に。
前年調査では貯蓄が1位だったので、お金以上にまずは健康でいることが重視されるようになりましたし、5位の脳トレも昨年より一つ順位を上げています。
老後について家族と話すという回答にもあるように、なるべく近所でも協力していただける方をつくっておくのも大切です。
セコムさんが2021年におこなった調査から引用させていただきました。
【調査概要】 調査期間: 2020年6月23日~24日、対象: 全国男女500名(20-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60歳以上/男女各50名)、方法: インターネットによるアンケート回答方式、詳細はこちらから
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