昭和のクリスマスケーキといえば?
偽バタークリームの呪い
トレホ編集部
もうすぐクリスマスですね。クリスマスと言えば「ケーキ」と「プレゼント」。月並みな質問ですが、みなさんは何歳までサンタクロースを信じていましたか?ある調査によると小学校4年生頃までが多いそうです。
昭和のクリスマスケーキでクリームが苦手に
12月に入ったのでふと子ども時代のクリスマスがどんなだったかをふり返ってみました。私の場合、最初に思い出したのは「プレゼント」。
イブが近づくと好きなおもちゃを”サンタの代理人”である母に伝えてましたね(笑)翌朝起きてみると枕元にドドーンと置いてありました。そこからしばらく狂喜乱舞です。
でもクリスマスケーキについてはあまりいい思い出がありません。それはなぜか?
美味しくなかったんです。。ご、ごめんなさい!で、その理由は当時主流だったバタークリームにあるのかなと。
大きな仁丹の様なものがちりばめられてキラキラ、そして盛り盛りゴージャスなクリームの飾り付けがされていた昭和なクリスマスケーキ。
目の前にした子ども達は今か今かとフォークを握りしめる。。漂う甘い香りに高まる期待、そして遂に口に入れると。。。あれ、ちょっと違う。。想像と違う。。全然ちがう!
切り分けられた分を何とか食べ終えましたが、即胸やけになりました。(でも人並にケーキを食べさせてくれた親にはもちろん感謝です)
大人になってから知った偽バタークリーム
そうです、口にしていたのはバタークリームではなく”なんちゃってバタークリーム”ケーキだったのです。
バターの代わりにショートニングを使ったやつです。悪玉コレステロール云々で不評のトランス脂肪酸ですね。昔も今もバターは高価なので代用品でコストを下げていたんです。
とにかくこれのおかげで「ケーキは美味しくない」という記憶が刷り込まれ遠ざかっていきました。
美味しいケーキが普及した2つの理由
ところがその後巷で言われている様に、家庭に冷蔵庫が普及して生クリームホイップのケーキが家庭でも保存できるようになったこと、不二家さんによって生クリーム(とイチゴ)を使ったショートケーキが盛大にPRされたことで人気を博し生クリームのケーキが主流となりました。
今も続くスイーツブームの主役としてケーキは現在も人気者です。今の若い世代は最初から美味しいケーキが食べられて良かったですね。
食べたことないんですが”本物のバタークリーム”はかなり美味しいらしいですね。いつか食して記憶を変えたいものです。
みなさんはクリスマスでどんな思い出がありますか?投稿お待ちしています。
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