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4/24 NHKあさイチ「40代から始めるべき!認知症・最新対策」放送

このページの最後に放送に沿って要約したページのリンクを貼りました(4/29)

認知症予防学会 浦上理事長が解説

4月24日(月)朝8:15からNHK『あさイチ』にて「40代から始めるべき!認知症・最新対策」が放送されます。放送内容は:治療が可能に!?話題の新薬に密着・認知症になるリスクがわかる!人気の最新検査・鳥取で発見!科学的に正しい認知症予防・きょうからできる!家でできるカンタン対策とは?

出演は日本認知症予防学会理事長で鳥取大学医学部教授の浦上克哉医師。専門は脳神経疾患と認知症(アルツハイマー病)。私が浦上先生を知ったのは2021年に出版された著書『科学的に正しい認知症予防講義』(翔泳社刊)でした。この本で科学的に正しい方法での予防をご紹介されています。

詳細な番組内容や特集放送時間までは分かりませんが、人気番組『あさイチ』なので分かりやすく紹介されているはずです。このページの一番下にNHKリンクを貼っておきました。

図らずも1週間前に「認知症予防は40代から!のススメ」を掲載していたんですが、天下のNHKで同じテーマが放送されるとは嬉しいですね。少し若い世代の方にも関心を持っていただけると幸いです。

最初は”軽いもの忘れ”、しかし数年で重い認知症に

浦上先生は「認知症の診断と予防の第一人者」です。前述の著書の中で触れておられますが、駆け出しの医局員の時代に鳥取県の3町の協力を得て高齢者の認知症について5年にわたる追跡調査をしました。その調査を通じて認知症は「軽いもの忘れから始まって、数年かけて悪化していく病気」だと気づかれたそうです。

これは今では当たり前のことなんですが、当時はかなり認知症が進んでから初めて受診されることが多く、その前段階については知られていませんでした。この”気づき”から認知症予防の可能性を感じとられたそうです。しかし当時の医学界の常識は「予防なんか出来るわけがない、それよりも治療法の開発が急務だ」、「早期の診断は、早期に患者を絶望させるだけだ、けしからん」という時代だったそうですが、それでも先生は可能性を信じて研究を続けていました。

CTやMRIといった画像診断機器が未発達の時代に、長年にわたる地道な調査と膨大な症例の解析があったればこそ、現在判明している認知症リスクや予防法の根拠(エビデンス)につながり、また認知症初期に嗅覚異常が起きることから”匂いに着目”した予防法を開発するなど、浦上先生は認知症予防をますます進展させています。

それまで学会の講演やセミナーで浦上先生のお話や講義をパソコンの画面越し(コロナ禍でしたからね)に聴いていたいたんですが、学会が認定している認知症予防専門士試験の最終面接で初めてお会いしました。笑顔を絶やさず穏やかな口調の親しみやすい先生でした。私も放送を楽しみにしています。

当日の放送内容を要約してみました、リンクはこちらから

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