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エリクソンの心理社会的発達段階で今の自分が見えてくる

人が社会との関係において必要な8つの発達段階

最近子育てのWebサイトでよく紹介されているのが、精神分析学者のエリクソンが1950年に発表した心理社会的発達段階説です。
心理学の授業で絶対やってそうな内容ですが知ったのは数年前。読んでみて「もっと早く知っておけば良かった」と思いつつも、結局自分一人では如何ともしがたい現実も感じました。

表にまとめてみました。周囲との関係性の中から葛藤が起こり(心理的課題)、その結果導かれるべき要素が示されています。
これらがすべて備わっていたなら、とても素敵な人じゃないですか。

しかしこれらの要素は社会との関係性の中で獲得するもの、自分一人でたどり着けるものではないようです。親の愛に始まり、どんな人に出会うか、どんな環境に身が置かれるかでも違います。

エリクソンの心理社会的発達段階説

ある程度の人生を経た方なら表を見ただけで理解できる方も多いのではないでしょうか。確かになるほどなと思えます。私自身、段階ごとに「たどり着けてなかったかな?いまだにさ迷ってるかな?」と思う段階があります。

表内の分かりにくい語句を説明しておきます。

・有能感とは、周りの友達が出来ていることは「自分にもできる」「友だちよりも劣っていない」という気持ちを感じることができる心。決して優越感ではありません。

同一性とは「これが他ならぬ私である」「自分は自分である」と自覚を持つこと。原文は近年よく使われるようになったアイデンティティ(identity)、エリクソンが最初にこの言葉を使いました。

親密性とは「同一性(アイデンティティ)が確立された上で他者と親密な関係を結ぶ能力」

生殖性とは「次の世代の育成に関心を持つこと。子育てや後進の育成をすることです」

停滞性は生殖性の反対で「自分自身にしか興味を持てず、自己に没頭してしまうこと」

自己統合は”自我の統合”とも訳されています「いい人生だったと納得し希望を継続すること」

思い出脳活で参考にしている”回想法”も目指すのは自我の統合です。
これまでの人生をふり返って「いろいろあったけど良かったんじゃないか?」と納得できること。
ここに至ることが出来ればその後の人生も満ち足りたものになります。

がんばってきた自分を認めた後は周囲への感謝です。決して一人では成立していないのが人生。
あなたの人生をアシストしてくれた人たちに、その気持ちを伝えることができたら尚いいですね。

「私の人生、まずまずだったかな」こんなふうに感じることができる思い出、探せばきっと見つかるはずです。
自ら過小評価しないためにも誰かと一緒に話をするのがいいですね。

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