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コンピュータゲーム(eスポーツ)が健康寿命を延ばすのだ

そんな可能性を追求する学会が誕生

eスポーツが認知症予防や脳機能、コミュニケーション等に与える有用性や影響、心身に対しての働きを究明し、eスポーツを活用した健康寿命延伸を目的とする「一般社団法人国際eスポーツ医学会(理事長:吉川 敏一、以下「ISEM」)」が2023年3月9日に設立されたそうです。

以前から、eスポーツが高齢者の健康に寄与する的な動きはありました。欧州でも話題となったシニアのプロeスポーツチームが発足し、日本でも高齢者のeスポーツクラブが出来たりと、そもそもゲームだから楽しいし、脳や手指の刺激になるわで注目されていました。以下はリリースに記載の設立趣旨です。

ISEMでは、eスポーツを通じて習得することができる状況判断能力、問題解決能力、瞬発的対応能力、集中力、情報処理能力、戦略的思考力などの「精神・身体的な能力」と他者間・グループ間での協調性、コミュニティ内での社会性、先読みや駆け引きのテクニックなどの「社会的な能力」の二つの側面から、eスポーツによる認知症予防の可能性や脳機能へもたらす影響、コミュニケーションにおける量や質の変化と、その効果などに関する基礎・臨床研究を通じ、健康寿命の延伸を図ることを主な目的として設立いたしました。

eスポーツがエンターテイメントや興行としてだけでなく、健康増進、認知機能の維持・改善などの医学的な有用性を持つというエビデンスを探り、医学や健康領域での新しい可能性を共創できるよう、医師はもちろん幅広い専門家やeスポーツアスリートと共に活動してまいります。

ゲーム世代の先頭はすでに50代、これからの高齢者はゲーマーが多い

中学から大学にかけての多感な時期に、インベーダーゲーム、ゲームウオッチ、そして初代ファミコン~と電子ゲームの洗礼を浴び続けたのが現在の昭和40年前後の世代。あ、私とかですね(笑) 

さらに自分の子ども達の時代にゲームボーイでポケモンに付合い、熾烈なゲーム機の覇権争いに巻き込まれているので嗜んでいる50代は多いと思いますし、40代の方で「ゲームをやってます」という方はもはや珍しくありません。

自分達の好きなゲームが健康に繋がれば言うことありませんね。しかも理事長には元京都府立医科大学 学長の吉川敏一さん、理事にもドクターが名を連ねています。eスポーツが医学的にどのような効能が期待できるのか楽しみです。

・法人概要
法人名:一般社団法人国際eスポーツ医学会
設立日:2023年3月9日
理事長:吉川 敏一
事務局所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-8-10 PARK WEST BL3F
お問い合わせ先:info@isem.jp
HP:https://isem.jp/(外部リンク)

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